PRIDE HOUSE TOKYO JAPAN 2020 LEGACY
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  • ソウマさんの手記「30年を共にした同性パートナーとの死別」 <闘病篇>

    ◆カオルの親族への告知

    脳に異常が出るまで、彼女の本当の病状は私とカオルの父だけしか知らなかった。母や弟にはガンで手術したとだけカオルが電話で伝えていたため、父以外の親族は治るがんだと信じていた。しかし、治る見込みなどなく、言葉も不自由になった今、これ以上カオルの親族に事実を伏せておくわけにはいかない。医師や看護師も、「どんな理由があっても知らせてください」と強く言う。
    カオルの承諾を得て、カオルの母と弟に連絡をし、医師の話を聞いてもらった。
    その後、カオルの母は、毎日病院には来るものの、取り乱した様子もなく、むしろ私とカオルが建てた家をどうするかに意識が向いていた。
    カオルの母からは「家を売ってお金を半分返してください。弁護士を雇いましたから覚悟しておいてくださいね」と言われ、病院で会う度にお金の話になった。この人は娘の命のことよりもお金のことが気になるのか。カオルが私を入院時の保証人にした意味が理解できた。

    • ◆発病・緊急入院・告知(1/15)
    • ◆カオルの父へのカミングアウト(2/15)
    • ◆一時退院と遺言書(3/15)
    • ◆手術:毒の実を集めて(4/15)
    • ◆自宅帰還(5/15)
    • ◆再発(6/15)
    • ◆言葉を失った日(7/15)
    • ◆カオルの親族への告知(8/15)
    • ◆病院での年越し(9/15)
    • ◆寂しいなんて幼児じゃあるまいし(10/15)
    • ◆残り少ない日々と看護師Nさん(11/15)
    • ◆ホスピス(12/15)
    • ◆最後の約束(13/15)
    • ◆お迎え現象(14/15)
    • ◆旅立ちの朝(15/15)
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