『同性婚法』
に関する世界各国の法整備

プライドハウス東京に後援いただいている世界各国の『同性婚法』の法整備状況についてまとめました。同性婚や、同性婚と同等、または同性婚と類似する法的権利を認めることを定めた法律が成立している国の法律の名前と、その法律が成立した年をまとめています。ご覧ください。

国名 法律名 成立年

アイルランド

Ireland

婚姻法2015

2015

英国

The United Kingdom

婚姻(同性カップル)法2013

2014

オーストラリア

Australia

婚姻改正法(定義と宗教の自由)

 

2017年12月9日施行。
性別・ジェンダーを問わず、だれでも結婚できるようになりました。これにより、同性カップルはオーストラリアで合法に結婚できるようになりました。

2017

オランダ

The Netherlands

婚姻解放法(民法を改正する法律)
オランダ語法律名: Wet Openstelling Huwelijk

 

(参考:オランダ語のみ)
https://wetten.overheid.nl/BWBR0012099/2001-04-01

2001

カナダ

Canada

婚姻法

2005

スウェーデン

Sweden

婚姻法改正

「性別に中立な婚姻」という概念を導入

2009

スペイン

Spain

13/2005 Act

13/2005 Act (2005) により同性同士の結婚を認める民法改正案が発行された。

 

参考(スペイン語)
https://www.boe.es/buscar/doc.php?id=BOE-A-2005-11364

2005

デンマーク

Denmark

婚姻法改正

2012

ドイツ

Germany

同性婚姻法

 

その導入以前は2001年に導入された「登録された生活パートナーシップ法」の下、同性カップルは男女の結婚と法的にほぼ同等に扱われました。

2017

ニュージーランド

New Zealand

婚姻(婚姻の定義)修正法

2013

ノルウェー

Norway

婚姻法

2008

フィンランド

Finland

婚姻法改正

2017

メキシコ

Mexico

19州(メキシコは32の州から成る連邦国家)の州民法における婚姻法。

 

該当州:メキシコシティ、キンタナロー、コアウィラ、チワワ、ナヤリ、ハリスコ、カンペチェ、コリマ、ミチョアカン、モレロス、バハ・カリフォリニア、プエブラ、チアパス、サン・ルイス・ポトシ、ヌエボ・レオン、イダルゴ、バハ・カリフォリニア・スール、アグアスカリエンテス、オアハカ

2009年から

欧州連合(EU)

European Union

EUには統一的な民法典が存在しないため、各加盟国が独自に定める民法によって自国民同士の結婚の問題を規律している。
同性婚を法的に認めている加盟国、また、法的な婚姻は認めていないものの、登録パートナーシップ(Registered partnership)または市民パートナーシップ(Civil partnership)と呼ばれる制度を導入して、同性カップルの関係を婚姻と同等もしくは近いものと認めている加盟国がある。
同性婚を認めている国では、他国で結ばれた同性同士の登録パートナーシップを一般的に認めており、同性婚を認めていないが、登録パートナーシップ制度を導入している国々では、他国で認められた同性婚カップルに対し、登録パートナーシップと同じ権利が与えられる。
EUでは、安定的に長期間共に暮らしていることを証明できれば、法律上の婚姻はしていなくても全域でパートナーとしての権利が守られる。

詳細はこちら

  • 同性婚法に関する法整備
  • 差別禁止法に関する法整備
  • トランスジェンダー関連法に関する法整備

世界各国のLGBTQに関する取組 TOPページ