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レポート

東京からパリへ、スポーツ界におけるLGBTQ+の取り組みの思いを繋ぐ。プライドハウス東京が、プライドハウスパリとのハンドオーバーセレモニーを実施。

パリ2020大会での活動をまとめたレポート動画を公開。
プライドハウス東京と日本オリンピック委員会の3年間の協働に関する発信も。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)を契機にスタートした「プライドハウス東京」コンソーシアムは、今年7月から9月にかけて開催されたパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、パリ2024大会)に合わせて、7/25~7/30の5日間にわたりさまざまな活動を行いました。(※1)

今月6日には、現地パリでの取り組みをまとめたレポート動画を公開。「プライドハウス(※2)」の活動に中心的に関わってきた代表者たちが語るスポーツ界や社会における変化や活動への思いも収録しています。

①日本オリンピック委員会と共同記者会見を実施しました!

7月29日、TEAM JAPAN HOUSE(パリ日本文化会館: 101 bis Quai Jacques Chirac, 75015 Paris)の記者会見場にて、東京2020大会のスローガンの一つである「多様性と調和」のレガシーについて、日本オリンピック委員会(以下、JOC)と共同で記者会見を実施しました。

プライドハウス東京とJOCは、2022年6月に4年間の包括協定を締結し、プライドハウス東京が日本財団の支援を受けて実施する幅広い事業の推進に向けて連携してきました。記者会見では、2022年~2024年の3年間の取り組みを日本のメディアやスポーツ関係団体に向けて発信しました。

JOCからは、副会長の三屋裕子氏、理事の杉山文野氏、プライドハウス東京からは共同代表(当時)の野口亜弥、理事の松中権が登壇。

JOC三屋副会長は「こういった記者会見や研修会を通して、世の中の多様性をいかに広げて、理解していただくかというのを進めていくのもJOCの役割の一つだと思っている。誰もが不安なく、公平に、安全に、スポーツをする世の中を是非JOCが発信しながらつくっていければ」とスポーツの中でLGBTQ+の課題を議論することの重要性を共有しました。

また、共同記者会見終了後には、プライドハウス東京の単独記者会見を実施し、2024年からパナソニックグループに協賛いただき3年間のプロジェクトとして始動する「プライドハウス東京書籍化プロジェクト」について発表しました。

②TEAM JAPAN HOUSEにてLGBTQ+情報発信コーナーを設置しました!

7月25日~8月11日の期間、 TEAM JAPAN HOUSEにて、LGBTQ+情報発信コーナーを設置しました。プライドハウス東京の発行するLGBTQ+に関するガイドブックの配布の他、LGBTQ+とスポーツに関するパネル展示とアスリートからのメッセージ動画を通じた情報発信を行いました。観戦に来た国内外の方や大会関係者の他、さまざまな方にお立ち寄りいただきました。

③プライドハウスパリとのハンドオーバーセレモニーを行いました!

7月29日、プライドハウスパリ(※3)のオープニングセレモニーがRosa Bonheur sur Seineで開催されました。オープニングセレモニーには、フランス政府やパリ2024組織委員会などが出席。プライドハウス東京前代表の松中は「パリ2024大会がオフィシャルエンブレムとしてレインボーカラーを採用したことは、私たちの夢でもありました」と喜びを伝えながら、ハンドオーバーのバトンとして、記念の旗を贈呈しました。

日本の伝統工芸で祝い事や贈り物に使用される「水引」と「陸上トラック」を掛け合わせたデザインをプログレスフラッグの11色で彩ったフラッグ。人と人を結ぶ意味も持つ「水引」のデザインを通して、それぞれのプライドハウスが繋がり(Connect)、連帯(Unite)していくことへの思いを届けました。

④プライドハウス3団体とアスリートによるトークショーを開催しました!

7月30日には、「大規模スポーツ大会を通じたLGBTQ+の権利運動の促進」と「プライドハウスに期待される役割」をテーマにトークショーを実施しました。プライドハウス東京共同代表(当時)の野口亜弥がスピーカー兼モデレーターを務め、プライドハウスパリ共同代表のGOUPILLE Jérémy氏、プライドハウスインターナショナル(※4)理事のEmy Ritt氏、アライアスリートの小谷実可子氏、そして、プライドハウス東京理事の杉山文野が登壇しました。これまでさまざまな地域で設置されてきた「プライドハウス」は、その場所や時代で、LGBTQ+当事者が直面している課題が異なることから、一つとして同じものはありません。
プライドハウス東京の野口は「それぞれのプライドハウスから学び合うこと、助け合うこと、そのネットワークができていることが心強い」と、トークショーを締めくくりました。

⑤パリ最大級のLGBTQ+センターを訪問しました!

パリ市内のLGBTQ+センター「Le Centre LGBTQI+ de Paris et d’Île-de-France」を訪問し、活動内容やセンターと地域団体との連携についてお話を伺いました。センターには、パリ市内にあるLGBTQ+に関連する団体が100以上加盟しており、関連団体のシェアオフィスとして機能する他、各団体の円滑な運営に向けてニーズに合わせたサポートを提供しています。また、フランスで難民として暮らすLGBTQ+当事者の支援も積極的に行っており、フランス政府や警察との連携も行っています。一方で、政府機関との独立性も意識し、行政に頼らない資金調達にも力を入れているとのことです。LGBTQ+関連団体のハブとして、相互の情報交換を活性化させることで、より良いLGBTQ+当事者のための居場所づくりが行われていました。

 

※1本事業は、公益財団法人日本財団より助成を受けて実施いたしました。
※2 プライドハウス: 国際競技大会の開催に合わせて、地元の非営利団体がLGBTQ+当事者とアライが安心・安全に集うことができる居場所と、LGBTQ+に関する正しい情報発信を目的に設置する施設。
※3 プライドハウスパリ:パリ2024大会を契機に設立されたプライドハウス。プライドハウスの歴史上で初めて、IOCに認定を受けた。
※4 プライドハウスインターナショナル:ソチ2014冬季オリンピック・パラリンピック競技大会直前のロシア政府による「同性愛宣伝禁止法」 の制定を受け、各国に設置されているプライドハウス間の情報共有と連帯を目的とした国際ネットワークとして設立。

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